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ダイビング沖縄 ・・・ジンベエザメってどんな魚?
ジンベエザメは沖縄の漁師「海人(ウミンチュ)」の間では大漁をもたらす魚として、豊かな海の恵みを感謝する気持ちを込めて「恵比寿鮫」とも呼ばれています。世界最大の魚「 ジンベエザメ 」は、体の大きさと「サメ」が付く名前から想像できない大人しい魚です。
和名 : ジンベエザメ ・・・ 体にある模様が着物の甚平(ジンベイ)に似ていることからとされる
学名 : Rhincodon typus
英名 : whale shark(ホエールシャーク)
体長 : 約20m(過去21mの記録もあるが正確な計測ではない)
体の幅 : 頭部が最も大きく通常1.5mほど
重さ : 35t
体の模様: 固体毎に個性がみられ、固体識別に役立っている
口のなか: 細かな歯が300〜350本、列になっている
皮膚組織: 分厚く最大で10cmにもなる
食事 : プランクトン(オキアミ等)や小魚、海草と一緒に口内へ吸い込む。その水の量は100リットル。
プランクトンは海面付近に多いため、ジンベエザメも海面付近で生活。
珊瑚の産卵期にはその卵も食べる。海面付近に漂うエサを効率よく口内に吸い込むために体を
垂直近くにまで傾ける習性がある。
遊泳速度: 時速わずか5km(平常時)
性格 : おとなしい。非常に臆病で環境の変化にも弱く人工飼育が難しい
出産 : 数年に1回の割合(繁殖力が低い)
メスの体内で孵化した後、40〜60cmに発育してから出産される。
寿命 : 60〜70年。約30年で成魚となる。(150年生きるとの説もある)